伊興本町にある東岳寺の「広重忌」に参加して来ました

 皆さんこんにちは。竹ちゃんです。

 9月になりました。ようやく、いくらか秋めいてきましたね。

 ところで、足立区と関係の深い昔の有名人、文化人というとすぐ思い浮かぶのが俳人の松尾芭蕉(舟で千住に上陸し、日光街道・奥州街道を歩いて「奥の細道」を著した)や小林一茶(六月町の炎天寺で、有名な句「やせ蛙負けるな一茶是にあり」を詠んだ)らですが、あの「東海道五十三次」などの浮世絵版画で有名な安藤(歌川)広重のことは意外と知られていません。

 実は、この広重のお墓が足立区にあるのです。どこかって?はい、竹ノ塚駅西口から約10分の所にある曹洞宗のお寺「東岳寺」の境内にあるんです。そして、広重が62歳で亡くなった江戸・安政5年(1859年)9月6日に毎年、関係者が集まって「一日だけの広重展」、法要「広重忌」が行なわれています。

tera.jpg東岳寺の入口

 竹ちゃん、それこそ19年ほど前にお墓の取材で訪れたことはありましたが、この展示と法要は取材したことがなく、かねがね一度は行ってみたいと思っていました。 

 この9月6日、ちょうど日曜日だったこともあり、はせ参じました。正午過ぎに竹ノ塚駅に到着。西口を降りて歩き出すと、懐かしいお店に出会ったので腹ごしらえ。喫茶「エリカ」(☎3899-2595)。「エリカを知らずして竹の塚を語るなかれ」と言われるほどのユニークな喫茶店で、外観も中も「昭和の香り」がいっぱいの築50年の老舗。ここのナポリタン(850円)は最高です。ぜひ寄ってみてください。

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喫茶「エリカ」は、外観も「昭和」そのものです

 さて、尾竹橋通りを少し歩くと、道の左側に築地塀。ここが東岳寺。境内に入ると、左側に大きな広重の碑と墓があります。同寺は元は浅草にあり、墓は、関東大震災と戦災で破壊されましたが、昭和33年の100回忌に再建され、昭和36年、同寺がこの地に移転してきたのと同時に移されました。足立区民に馴染みがないのは当然です。

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広重の墓

 正面2階に本堂があり、その下が庫裏で、受付があって、「一日だけの広重展」が開かれていました。展示されていたのは「東都名所 芝増上寺」「名所江戸百景 王子稲荷の社」など25点。

 三々五々、人が訪れますが、今年は広報が不足していたようでした。

 1時半から約30人の関係者が参列して本堂で法事が行なわれました。今年は、157回忌に当たるそうですが、毎年法事が持たれるようになったのは、ここ15年くらいだそうです。乙部健修住職が読経、参列者全員が焼香、竹ちゃんも手を合わせました。

その後、墓の前に行って再度合掌とお水かけ。とても荘厳な気分になりました。

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住職の読経の中、参列者が焼香しました

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墓への水かけ

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「一日だけの広重展」には家族連れの姿も

東岳寺


足立区伊興本町一丁目5番16号
東武線 竹ノ塚駅(西口)徒歩6分